セキスイハイム 省エネ評価
セキスイハイム 省エネ住宅

セキスイハイム パルフェ
セキスイハイム(積水化学工業)では、省エネ住宅の目標として「光熱費ゼロ住宅」を掲げ、鉄骨系プレハブ住宅および木質系プレハブ住宅(ツーユーホーム)にも省エネ住宅の適用が可能です。
特に鉄骨2階建プレハブ住宅のパルフェシリーズは断熱性能も高く、光熱費ゼロ住宅は造りやすいと思われます。
(参照:メーカー別 最新エコ住宅一覧)
高気密・高断熱住宅
セキスイハイムの光熱費ゼロ(ZERO-STYLE)住宅の基本は高気密、高断熱躯体構造を持った住宅にあります。 国土交通省が定めた次世代省エネルギー基準を達成した光熱費ゼロ住宅を支える高気密・高断熱の要素は、つぎに解説する壁やサッシの断熱化が貢献しています。
ZERO-STYLEの省エネ構造
- 壁の断熱化
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セキスイハイムのプレハブ住宅は工場で箱形の躯体を造るので、一般の住宅より機密性は高くなります。壁には写真のような断熱材が工場で充填されるので、現場で作業するよりバラツキが少なく品質が安定し、設計通りの断熱性が約束されます。
- 高断熱サッシ「アルプレックス」
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一般住宅では窓から逃げる熱が壁よりも多いと言われています。窓から逃げる熱を少しでも減らす高断熱サッシ"アルプレックス"がセキスイハイムには用意されています。
"アルプレックス"はアルミ樹脂複合サッシで室内側に樹脂製サッシが採用されています。ガラスも特殊金属膜をコーティングしたペアガラスで窓から逃げる熱が少なくなっています。
他社の断熱サッシとの比較はこちら
窓の省エネ対策(塩ビサッシと複層ガラス)
次世代省エネルギー基準達成
国土交通省が定めた次世代省エネルギー基準は地域別にQ値(熱損失係数)を定めています。Q値とは住宅全体から逃げる熱量を延床面積で割った値で、Q値が小さいほど熱が逃げにくい住宅を表します。
セキスイハイムのパルフェモデルで光熱費ゼロ住宅仕様にすると宮城県、長野以南地域では次世代省エネルギー基準を満たせるでしょう。
太陽光発電

セキスイハイムの光熱費ゼロ住宅は省エネにとどまらず「創エネ」にも積極的です。「創エネ」とは太陽光発電システムを使って自ら電力を創ってしまおうという発想です。
セキスイハイムの鉄骨系住宅では屋根を平らに出来、屋根全体に太陽電池パネルを設置することもできます。セキスイハイムは2003年末時点で太陽光発電システム搭載住宅の設置数が業界No.1です。
オール電化住宅

晴天日の発電と消費電力の関係
太陽光発電システムを有効活用するには、オール電化住宅にした方が効率的です。自宅で消費する電力は自分で創リ出し、CO2排出削減にも貢献できます。
一般の家庭では昼間は学校や会社に出かけられ使用電力が少なくなります。その間は太陽光発電がピークになり余剰電力を電力会社に売ることになります。夕方から翌朝は電力会社の電力を使って調理や給湯を行います。
セキスイハイムでは「省エネ」と「創エネ」を組み合わせ、節電に務めると光熱費ゼロどころか電力を売ることも可能だとか。
(記事参照)
太陽光発電「補助金と買取制度」で複雑に
エコキュート

エコキュート システム外観と仕組み
電気でお湯を沸かすと言うと熱効率が悪そうですが、反対に一般のガス給湯器よりも熱効率は高く、一定以上のお湯を使う家庭ではランニングコストも安くなります。
電気でお湯を沸かすシステムには夜間電力を使う電気温水器がありましたが、エコキュートは同じく夜間の割安電力を利用しながら、大気熱も利用する高効率システムなので電気温水器の1/3の電力で済みます。
IHヒーターの効能

IHヒーター調理器
オール電化住宅で心配されるのは、ガスが使えないので調理の火力が不足するのではないかということです。
実際には、ガス調理器よりもIHヒーターの方がお湯が沸くまでの時間が短くなり、さらにランニングコストも安くなります。
(記事参照)
積水化学工業評価
おひさまハイムキャンペーン
太陽光発電システム導入住宅が6万棟を越えたことを記念して、セキスイハイムは「おひさまハイムキャンペーン」を実施しています。原油価格高騰やエコ意識の高まりで省エネ住宅への関心は高く、太陽光発電システム導入による光熱費の削減が家計にどれくらいメリットをもたらすのか、ライフスタイルに合わせてシミュレーションしてもらえるのも話題です。
セキスイハイムは単に太陽光発電システムを導入するだけでなく、高い躯体性能による環境・快適性能の高さ、さらにオール電化、床下蓄熱暖房システムなど、環境に配慮した省エネルギーな暮らしをサポートしています。
おひさまハイムキャンペーン要項

セキスイハイム太陽光発電システム
- キャンペーン期間
- 2008年4月26日(土)~2008年8月31日(日)
- 大容量の太陽光発電システムを提案
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「おひさまハイム」を体験できるイベントを全国約500カ所の会場で開催。
参加型イベントで来場者にはプレゼントなどが用意されます。 - 環境・家計・快適シミュレーション実施
- 来場者それぞれのライフスタイルを分析し、新築住居を建てる前に光熱費・CO2削減量・メンテナンス費等を精度よくシミュレーションします。太陽光発電システム(おひさまハイム)だけでなく、オール電化、高気密高断熱躯体によるエコ効果もシミュレーションできます。
- 「カーボンオフセット」の実施
- キャンペーン期間中に太陽光発電システム搭載住宅を契約したユーザーや、すでにセキスイハイムに入居のユーザーに対して、日常生活で発生するCO2を、セキスイハイムが有限責任中間法人日本カーボンオフセットの提供するカーボンオフセットサービスを通じてオフセットされます。