旭化成ホームズ評価

旭化成ホームズ特徴

ヘーベルハウスというブランドをうち立てた旭化成ホームズは重量鉄骨を構造部材に使った構造耐力の強さを特徴とした住宅を供給しているハウスメーカーです。
鉄骨系住宅メーカーは軽量鉄骨を使ってる場合が多いのに対し、ヘーベルハウスでは重量鉄骨を使用していることで地震耐力が高いことや長期間の保障(ロングライフ住宅)、三階建て住宅、二世帯住宅など多彩な生活提案力なども発揮して顧客に受け入れられています。
営業地域に寒冷地域が含まれないのは床や壁に使われるヘーベル板(軽量発泡コンクリート)が凍害に弱いためだと言われています。

旭化成ホームズ概要

会社設立
1972年11月
営業地域
関東、東海中部、近畿、中国、九州
資本金
32.5億円
売上げ高
2,689億円/2008年度
販売戸数
9,414戸/2008年度(戸建住宅)
ホームページ
旭化成ホームズ

旭化成ホームズ取扱工法

  • 重量鉄骨系住宅

旭化成ホームズ評判

旭化成ホームズは住宅業界で始めて60年保障体制(ロングライフ住宅)を確立したハウスメーカーです。また、30年までは無料点検を実施しているのも特筆に値します。ただ、問題点が発見された場合の補修費用の負担割合は不明確です。
重量鉄骨構造を全面に出し「丈夫で長持ち」というイメージ戦略が浸透しているためかあまり値引きには応じません。高価格帯のハウスメーカーです。

旭化成ホームズ詳細情報

旭化成ホームズ比較情報
営業力 旭化成ホームズの営業マンは紳士的な対応をします。比較的商品知識は高いですが、つっこんだ話になると答えられないこともあります。
旭化成ホームズでは分業化が進んでいるのか必要であれば設計担当者なども顧客への説明に当たります。
設計力 旭化成ホームズのヘーベルハウスは、600mmの基本寸法に合わせて設計されています。この寸法に合わない細かな注文には応じられないようです。また、複雑なプランには難色を示すこともあります。
仕上げ材の種類は多くありませんが、特殊な部材を注文すると高価になるので基本部材から選択しましょう。
施工力 施工は旭化成ホームズの施工部隊が行っているようです。他社に比べると施工部隊のレベル差は少なくクレームも少ないようです。施工時の社内検査体制は整っています。ただし、工事担当責任者は多くの案件を抱えているので現場への見回り回数は多くはありません。
構造部材 旭化成ホームズのヘーベルハウスは重量鉄骨を構造材に使っており、強度などの面では安心できます。壁や床に使われるヘーベル板(ALC版)は軽石のような素材なので施工時に欠けることもあります。ヘーベル板が欠けた場合の補修やヘーベル板同士の接合に問題があると雨水浸入の原因となります。
評価
ポイント
重量鉄骨を使ったヘーベルハウスは、構造耐力も高く60年保障体制も安心感を与えます。営業も紳士的で、施工段階でも比較的クレームは多くありません。
改善点 床、壁材のヘーベル板(ALC版)は欠けやすく施工段階でトラブルを起こすこともあります。
競合ハウスメーカー 積水ハウスと競合する場合がありますが、
価格ではヘーベルハウスが高くなる場合が多いです。

ヘーベルハウスは使用していたニチアスの耐火建材が耐火性能偽装していることが発覚し、納入済みヘーベルハウスも無償改修することを発表しました。住宅の堅牢性と耐火性能の高さを謳っているヘーベルハウスにふさわしい対応でしょう。
詳しくは「ニチアスの耐火性能偽装問題」を参照ください

旭化成ホームズ 取り組み

2008年グッドデザイン賞受賞
へーべルハウス@が2008年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しました。
(参照:ヘーベルハウス ニュースリリース
200年住宅 第一回モデル事業に採択
国土交通省が進めている200年住宅(超長期住宅先導的モデル事業)に、旭化成ホームズの「ヘーベルハウス/ロングライフ住宅」が認められモデル事業として採択されました。
(参照:超長期住宅先導モデル住宅

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