菊池建設評価

菊池建設特徴

菊池建設は、静岡市に本社を置くハウスメーカーで宮大工出身の創業者が木造建築の良さを広めようと始められた会社です。現在でも、寺社仏閣の建設、改修を受け持つことが多く、数寄屋作りなど本格木造建設の技術を受け継いでいます。
ハウスメーカーとしては「檜の家」を売り出してから関東地区でも注目され、純和風住宅の菊池建設として地道に売り上げを伸ばしています。「檜の家」は柱に国産檜を使った住宅ですが、希望により梁にも檜を使うことは可能です。
檜を使った本格木造住宅なので値段が張ると思いますが、大手ハウスメーカーの同程度の住宅との価格競争には十分対抗できるようです。

菊池建設会社概要

会社設立
1975年11月
営業地域
関東、東海
資本金
7,950万円
売上げ高
73億円/2008年3月度

菊池建設取扱工法

  • 木造軸組工法

菊池建設評判

菊池建設は創業者の頑固なまでのこだわりを社員一人一人が受け継いでいる木造建築では高い技術力を持ったハウスメーカーです。丈夫な和風木造住宅を望まれている方には満足行く住宅を建ててくれます。
大手ハウスメーカーとは仕事の進め方が違うところがあります。地盤調査前に契約まで済ませることがありますので、本当に家が建てられるのか施主側でも十分検討しておく必要があります。

菊池建設詳細情報

菊池建設 比較情報
営業力 菊池建設の営業マンは大手ハウスメーカー営業マンと比較すると営業トークは上手くはありません。契約を急がせることもないのでじっくり検討することはできます。
設計力 菊池建設は国産檜を使った本格木造住宅が得意です。顧客要望に従って設計する自由設計が基本です。和風スタイルの提案力はありますが、バリエーションはあまり多くありません。
施工力 菊池建設では、施工は直施工部隊と下請け工務店の両方使っています。下請け工務店も菊池建設専門で社員大工に近いと考えられます。菊池建設の工事担当者が受け持つ物件数は大手ハウスメーカーの半分程度で、現場の管理は比較的行き届いています。
住宅構造 菊池建設の住宅は、国産檜を使った木造軸組工法を採用しています。国産檜を使っているためシロアリ対策用薬剤散布が不要など、シックハウス対策にも力を入れています。
評価
ポイント
菊池建設は創業者の木造建築への強いこだわりが社員にまで浸透し、高品質な木造建築を提供しています。寺社仏閣の建設にも携わっているハウスメーカーで強い強度を持つ木造建築に自信を持っています。
改善点 菊池建設は宮大工の伝統を受け継ぐ職人上がりの創業者のイデオロギーを受け継いだハウスメーカーです。ハウスメーカーというよりも工務店といった方がいいのかもしれませんが、施工中心の会社なので営業力など設計提案力が向上するとさらに満足度が上がります。

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