常套句ハウスメーカー手口

ハウスメーカー営業マンはプロです。経験豊富な営業マンに対し、はじめて家を建てる一般消費者は、ハウスメーカー営業マンのペースにまんまとはまることが多いものです。ここでは、ハウスメーカーがよく使う常套句を取り上げ、その目的を暴きます。
無防備な一般消費者が少しでも豪椀ハウスメーカー営業マンと対峙するためにも、知識として知っておいても損はありません。

ご予算はおいくらですか

営業マン挨拶

ハウスメーカー営業マンも早く話を進めたいために、単刀直入に客の予算を聞いてくることは多いものです。まったくちぐはぐな見積もりを持ってこられるよりは、あるていど予算にあった家を建てるためにも、予算を明確にすることは悪いことではありません。
ただ、住宅を建てるには、ハウスメーカーが作ってくる坪単価には、含まれないものも必要になります。そこを理解しておきましょう。

住宅建築に必要な項目

  • 建築本体工事費
  • 外部設備工事費(電気、給排水、ガス)
  • 付帯工事費
  • 諸費用

ハウスメーカーの坪単価には上記のうち、建築本体工事費と外部設備工事費しか含まれません。
対応策は(対策)ご予算はおいくらですかに解説しています。

モニターに当選されました

営業マン常套句

モニターに当選されましたので、今回は特別に20%値引きさせていただきます」などという、魅力的な営業トークを出してくるハウスメーカーがあるかもしれません。
しかし、これも良くある営業手段です。はじめからカタログ定価を高めに設定しておき、本当に購入しそうな客には値引きを伝えるというパターンです。だだ、理由もなしに値引きすると不審に思われるので、「モニター」という特別の価値を客に与えて、値引きと安心感の両方を与えているのです。
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キャンペーン特別値引きします

営業トーク

今しかありません、このキャンペーン期間に申し込まれると、100万円値引きします」などというキャンペーン特別値引きを訴えるハウスメーカーもあります。
これも、ハウスメーカーがよく使う手段です。複数のハウスメーカーに相見積もりを出している段階で、このような特別値引きを提示されると、ついそのハウスメーカーに決めてしまいそうになります。
それが、ハウスメーカーの思うつぼなのです。実は、このようなキャンペーンは毎月のように実施しており、今だけということはありません。
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見積期限が迫っています

見積期限

そろそろ見積期限が来ますので、弊社に決めていただけませんか」とか「月末までに決めていただけると、XXX万円値引きします」などという話をハウスメーカー営業マンが言い出すことがあります。
営業マンの目的は早く契約を取りたいために、このような常套句を持ち出すわけです。特に複数ハウスメーカーと契約を争っている場合は、特にこのように契約を迫られる場合が多くなります。
しかし、本契約は焦らずじっくり納得がいくまで契約はすべきではありません。
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工期は間に合わせます

工期を合わせる

客の側にもいろんな要望があります。たとえば、何月までに新しい家に住みたいなどということもあります。
そんな客の要望を知ったハウスメーカー営業マンがよく使うのは、「お客様の希望通りに、工期を間に合わせます」という常套句です。これはあくまで営業トークであり、その通り住宅が建つとは思わない方がいいでしょう。
普通に家を建てるとどうしても120日ぐらいの工期はかかります。ヘタに工期を短縮させると、手抜き工事をやりかねませんのでご注意下さい。
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解約費用は実費だけです

解約費用

一般にハウスメーカーと細かな仕様を詰める段階に進むと、仮契約が必要となります。仮契約の費用は本体費用の一部(100万円前後)というのが多いです。
問題は、仮契約後に契約解除する場合です。仮契約時には「解約時には実費だけを頂いて、残金はお返しします」という話ですが、実際には諸費用にかかった費用も仮契約金から差し引かれることがあります。諸費用とは、敷地調査費用と設計費用です。この金額をどの程度負担するのか明確にしておく方が、解約時にもめません。
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