住友不動産評価

住友不動産特徴

住友不動産ホームとして設立され、アメリカ・カリフォルニアテイストの住宅開発を進めていました。輸入住宅ブームが起こると「アメリカンコンフォート」シリーズを開発しました。
ツーバイフォー住宅のリーディングカンパニー三井ホームを意識した経営戦略を採っていたのでしょうが、あまりうまくいかず2002年には住友不動産と事業統合しました。
住友グループには住友林業ツーバイフォーがあり、同じツーバイフォー住宅を販売する会社間の競争もあるようです。住友不動産は主に不動産業を営んでおり、注文住宅は住友不動産の一部門です。なお、リフォーム事業に特化した「新築そっくりさん」はグループ内会社です。

住友不動産会社概要

会社設立
1982年
営業地域
首都圏、近畿、東海、東北、九州
資本金
1,228億円(グループ全体)
売上げ高
498億円/2008年度(注文住宅販売)
販売戸数
1,747戸/2008年度(注文住宅)
ホームページ
住友不動産

住友不動産取扱工法

  • ツーバイフォー住宅

住友不動産評判

住友不動産ホームは設立当初はアメリカのデザインを採用したカリフォルニアテイスト住宅を開発し、注目を集めました。ただ梅雨や湿気など日本の気候風土に合わないことなどで販売面では芳しくありませんでした。最近、中庭を取り入れたモダンスタイルJ・アーバンシリーズが都市部を中心に受け入れられているようです。

住友不動産詳細情報

住友不動産 比較情報
商品&
営業力
住友不動産ホームから住友不動産に事業統合した後は紳士的な対応の営業マンがほとんどです、営業スキルも高いです。
設計力 住友不動産では設計は外部設計事務所に設計依頼しています。外部設計事務所への委託は三井ホームが始めたシステムです、ここでも三井ホームを意識しているのかもしれません。
施工力 住友不動産では工事責任者は自社の社員が行い、施工は下請け工務店を使うようです。住友不動産社員が担当する現場数は多く、施工工務店にも当たりはずれはあります。
構造部材 住友不動産ホーム設立当初はアメリカンテイストの住宅販売を行っていました。建築構造としては一般的なツーバイフォー住宅です。住友不動産では構造用面材にMDFが使われていますが、MDFは防水性に疑問を呈する専門家もいます。
評価
ポイント
住友不動産はアメリカンテイスト住宅を業界に先駆けて開発したハウスメーカーです。健康、安全をテーマとした住宅にも早くから取り組み、安価でスタイリッシュな住宅を提供します。
改善点 J・アーバンシリーズでグッドデザイン賞を受賞したと謳っていますが、外観に大きなデザインパネルを用いたりパティオ(中庭)を採用するなど、2×4住宅構造として無理をしている部分もあり、クレームにつながることもあります。
競合ハウスメーカー 住友不動産はツーバイフォー住宅では安価な部類に入るため三井ホーム三菱地所ホームとは価格帯が異なります。木下工務店あたりと比較するといいかもしれません。

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