パナホーム評価

パナホーム特徴

パナホームはパナソニックグループの住宅専門会社です。バブル期は注文住宅よりも賃貸住宅が大きな売上げを占めていましたが、現在は注文住宅の販売が主力となっています。
狭小地住宅用に足場の不要なパネルを用意し、隣地ぎりぎりまで家を広げたいときには有効な住宅も供給します。営業地域は全国展開していますが、一部地域では直営店ではなく代理店が担当しています。代理店によっては営業、設計、施工にレベル差をあることも否めません。
パナホームはパナソニックのグループ会社と言うこともあり、パナソニック製のビルトイン家電や調理器具などコンセプトを統一したい人にはまとまりの良い住宅を造れます。

パナホーム概要

会社設立
1963年7月
営業地域
全国展開(北海道、東北、北陸、東海中部、関東、近畿、中国、四国、九州)
資本金
283億円
売上げ高
1,306億円/2008年度(戸建て住宅)
販売戸数
6,831戸/2008年度(戸建て住宅)
ホームページ
パナホーム

パナホーム取扱工法

  • 軽量鉄骨パネル工法
  • 鉄骨ラーメン構造

パナホーム評判

パナホームはかつては賃貸住宅や賃貸兼用住宅が得意なハウスメーカーでした。賃貸住宅の申込みに対する営業活動は活発で提案力も高いです。しかし現在では注文住宅が中心で、パナソニック製品を取りそろえたオール電化住宅を提案をしてきます。もちろん施主の希望で他社製品を入れることもできますが、割高になることもあります。
パナホーム直営店と代理店では対応に差があります。代理店の場合クレーム率が高くなることもあり、担当の営業マンなど対応には注意しましょう。

パナホーム詳細情報

パナホーム比較情報
営業力 直営店のパナホーム営業マンは紳士的で担当能力もあります。他社の場合営業担当は契約までというスタイルが多いですが、パナホームの場合は、営業担当者が竣工まで一貫体制で担当します。打ち合わせ時の詳細を理解しているのでクレームは少ない方です。
一方代理店の営業マンは、地場ゼネコンとして自社の営業担当者と兼ねている場合が多く、注文住宅営業には慣れていないこともあります。
設計力 設計はパナホーム社内で実施しています。自由設計の場合基本設計の甘さから、契約後に大幅変更となることもあります。第三者のチェックを依頼する必要があるかもしれません。
施工力 パナホーム直営店が現場管理するときは、現場監査マニュアルに従ってしっかりした現場管理が行われます。ただ経験の浅い社員が工事担当者となることもあり、問題点指摘能力が劣ることもあります。また、代理店が施工する場合は、バラツキも散見されます。
構造部材 基本は鉄骨系プレハブ工法ですが、いくつかの種類があります。いずれも大幅な設計変更は難しいと考えてください。ラーメン構造のシリーズでは、セキスイハウスの「梁勝ちラーメン構造」に対してパナホームは「柱勝ちラーメン構造」を特徴としています。柱勝ちラーメン構造は1階2階の柱の位置は同じになりますが、梁を長く取れるメリットがあります。
評価
ポイント
パナホーム直営店であれば営業マンは紳士的で、住宅竣工まで責任を持って面倒を見てくれます。施工マニュアルもしっかりしており、情報公開にも積極的です。
改善点 パナホーム直営店と代理店のレベル差が顕著です。オールパナソニック製品でまとめる覚悟ならパナホームは悪くありません。
競合ハウスメーカー パナホームは積水ハウスダイワハウスと比較検討されることが多いです。

次のページで鉄骨系住宅を販売しているハウスメーカーをランキング比較しています。
ハウスメーカー鉄骨住宅ランキング

パナホーム 取り組み

200年住宅 第一回モデル事業に採択
国土交通省が進めている200年住宅(超長期住宅先導的モデル事業)に、パナホームの「TVマイホームカルテシステムによる、サスティナブル住宅の提案」が認められモデル事業として採択されました。
(参照:超長期住宅先導モデル住宅
平成20年度住宅・建築物省CO2推進モデル事業
パナホームが開発中のエコタウン「ハイブリッド換気住宅によるゼロエネルギータウン構想」が平成20年度 住宅・建築物省CO2推進モデル事業に採択されました。
(参照:パナホームの省エネルギーの取り組み

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