大和ハウス工業評価

ダイワハウス特徴

ハウスメーカー2位のダイワハウスですが、売上高に占める注文住宅の割合は20%程度まで低下しています。大和ハウス工業は賃貸住宅や流通系店舗など商業建築事業の比率が増えています。
大和ハウス工業の主力は軽量鉄骨系住宅ですが、2007年に大和団地と合弁して木質系住宅を始めました。ただ木質系住宅はこれからという印象が否めません。
大和ハウス工業の強みは大型開発や賃貸住宅、店舗兼住宅などの案件への対応力ですが、2007年末に小田急建設と資本提携したことで、首都圏での大型開発がさらに拡大することでしょう。

大和ハウス工業概要

会社設立
1947年3月
営業地域
全国展開(北海道、東北、北陸、東海中部、関東、近畿、中国、四国、九州)
資本金
1,101億円
売上げ高
3,540億円/2008年度(住宅部門)
販売戸数
8,586戸/2008年度(戸建住宅)
ホームページ
大和ハウス工業

大和ハウス工業取扱工法

  • 軽量鉄骨系住宅
  • 木造系住宅

大和ハウス工業評判

鉄骨系の住宅は工業製品であるため、製品精度は高くバラツキはありません。ただ現場施工段階でのトラブルは散見されます。たとえば注文と異なる部品が納品されたり、断熱材が養生不足で雨に濡れるなどのトラブルも報告されています。また木質系住宅建設において、現場モラルが低い場合があるので注意して下さい。

大和ハウス工業詳細情報

大和ハウス工業比較情報
営業力 大和ハウス工業の営業マンには、正社員と歩合制営業マン(コミッションセールス)がいます。年輩者に歩合制営業マンが多いようで、モラルが低い人もいます。歩合制の場合、契約件数で給与が決まるためどうしても強引な営業になり、契約を急がせる傾向があります。
設計力 設計そのものはダイワハウス社員が担当します。自由設計を謳っていますが、制約は多く特殊な要望には応えられないこともあります。
施工力 ダイワハウスでは施工は下請けに任せています。ダイワハウス社員が現場を担当しますが、担当現場が多く実質は下請け工務店の現場監督任せです。鉄骨住宅は工業製品なので基礎工事さえしっかりできていれば、建て方にはあまり問題は生じません。
構造部材 大和ハウス工業の鉄骨構造住宅は基礎工事さえしっかりしていれば大きなバラツキはありません。木造系住宅は大和団地を取り込んでから取り組み始めた工法です。
評価
ポイント
賃貸住宅の要望に対しては企画力、提案力とも優れています。木質系住宅に取り組んで商品の幅が広がりました。
改善点 下請け任せの施工スタイルで現場によるバラツキが大きいです。歩合制営業マンが担当すると契約を急ぐあまり、施工段階になり追加金額が発生することもあります。
競合ハウスメーカー 鉄骨系では積水ハウスパナホームと比較されることが多いです。

次のページで鉄骨系住宅を販売しているハウスメーカーをランキング比較しています。
ハウスメーカー鉄骨住宅ランキング

大和ハウス工業 各種受賞

グッドデザイン賞 受賞歴
2008年度 xevo           鉄骨系戸建住宅
2007年度 xevoケーススタディハウス 鉄骨系戸建住宅
2006年度 風流鯨          小型風力発電機
2006年度 MD50 WOΦOD(ウォード) 木造住宅
2006年度 ディーグランセ南青山ハイヴァリー 分譲マンション
2005年度 MECRIE(ミクリエ)  木造住宅
2003年度 EDDI's House       鉄骨系戸建住宅
1997年度 ルグランシェール 鉄骨系戸建住宅
環境共生住宅認定実績
大和ハウス工業は平成19年度「環境共生住宅」の建設実績総合1位(2,014戸)となりました。
(参照:環境共生住宅適合ハウスメーカー一覧

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