住友林業評価
住友林業特徴
住友林業は木造軸組工法(木造在来工法)ではトップのハウスメーカーで国内最大の自社保有林を抱えています。住友林業はこの豊富な自社林を活かし、国産木材を使っているというブランドイメージを築き上げています。また、一級建築士の割合が多いハウスメーカーでもあり、自社の施工部隊も抱えています。
他社と違う取り組みの一つに敷地調査が有償だと言うことがあります。営業戦略かもしれませんが敷地調査を有償で受け持ってもらえるのは、たとえ住友林業で注文住宅を発注しなくても住宅を建てる施主にとっては重要な情報を得られることになります。
住友林業のアフターサービスは、20年目までは無償点検、20年目以降は10年ごとに有償点検を実施し60年目まで可能と謳っていますが、定期点検時期になっても来ないという声も聞きます。
住友林業は2008年10月1日付けで、子会社の住友林業ツーバイフォーと事業統合しました。建築工法は違いますがどちらも木造住宅ですからシナジー効果は期待できるでしょう。
(参照:住友林業ツーバイフォー)
住友林業会社概要
- 会社設立
- 1975年(注文住宅事業)
- 営業地域
- 全国展開
- 資本金
- 276億円
- 売上げ高
- 2,856億円/2008年度(戸建て住宅)
- 販売戸数
- 8,987戸/2008年度(戸建て住宅)
- ホームページ
- 住友林業
住友林業取扱工法
- 木造軸組工法(木造在来工法)
- ツーバイフォー(旧:住友林業ツーバイフォー)
住友林業評判
木の住友林業というイメージが定着していますが、最近は洋風デザインの住宅も多くなっています。しかし、和風テイストの家造りが得意なので、伝統的な木造建築を望まれる方に向いたハウスメーカーです。
一級建築士の数は多いのですが、CADに頼った設計が主流で使いやすさとか施主の細かい要望には必ずしもうまく応えてくれるとは限りません。営業マン、設計士、施工部隊などに当たりはずれもありトラブルが発生することもあります。
また営業、設計、施工という住宅建設上での情報伝達がうまくいかないことが多いです。打ち合わせ段階で営業に伝えたことが、上棟後のチェックで漏れていることも少なくありません。
住友林業詳細情報
|
次のページで木造在来住宅ハウスメーカーをランキング比較しています。
ハウスメーカー木造在来ランキング
住友林業 取り組み
- 2008年グッドデザイン賞受賞
-
住友林業クレスト(株)の住宅内装部材「彩椙(あやすぎ)」が2008年度グッドデザイン賞を受賞しました。
(参照:杉を活用した新しい住空間 「彩椙」) - 200年住宅 第一回モデル事業に採択
-
国土交通省が進めている200年住宅(超長期住宅先導的モデル事業)に、住友林業の「My Forest大樹・BF・北海道仕様」が認められモデル事業として採択されました。
(参照:超長期住宅先導モデル住宅)