エス・バイ・エル評価

エス・バイ・エル特徴

小堀住研という会社名でしたが、エス・バイ・エルに社名変更しました。木質パネルを用いた「新和風」スタイル住宅を供給しています。
ローコストの規格住宅「すまい21」が主力住宅ですが、自由設計の「注文住宅」も扱っています。最近はインターネット上で商談から契約まで進められるネット住宅を提案しています。エス・バイ・エルは北海道を除いた全国展開していますが、地域によっては代理店が契約主体になることもあります。

エス・バイ・エル概要

会社設立
1951年6月
営業地域
全国展開(東北、北陸、東海中部、関東、近畿、中国、四国、九州)
資本金
7,968百万円
売上げ高
536億円/2008年度
販売戸数
1,929戸/2008年度(戸建て+分譲住宅)
ホームページ
エス・バイ・エル

エス・バイ・エル取扱工法

  • 木質パネル住宅

エス・バイ・エル評判

エス・バイ・エルのローコスト住宅「すまい21」は規格住宅なので設計自由度はありませんが安く抑えられます。自由設計の「注文住宅」はデザインを重視した丁寧な設計が期待できますが、かなり高額になります。
商談から契約までインターネット上でのやりとりだけで行うネット住宅は、施主が法的調査や地質調査などを行います。契約段階で法的調査や地質調査に問題が発生することもあり、予定外の出費を強いられることもあります。

エス・バイ・エル詳細情報

エス・バイ・エル比較情報
営業力 エス・バイ・エルの営業マンは紳士的で強引さはあまりありません。顧客の要望に応じて規格型住宅の「すまい21」と自由設計の「注文住宅」を用意していますが、すまい21へ誘導することもあります。
自由設計に決まるとじっくりと住宅設計に取り組んでくれますが、自由設計に対応できる営業マンは限られているので初期段階から要望を伝えましょう。
設計力 エス・バイ・エルでは、設計は社内で対応しています。注文住宅では施主が納得するまでじっくり時間をかけて設計してくれます。プレゼン段階で見たイメージと、実際に建てた住宅では雰囲気が異なることもあります。
施工力 ほとんどを工場で生産する木質パネルを使うので、現場ではあまり技術を要することはなく少人数の施工で建てられます。現場のモラルは比較的高く、ゴミもあまり出ないシステムになっています。
構造部材 エス・バイ・エルの木質パネル工法は、パネルを工場で作り上げるので精度はかなり高いです。パネルを挟み込む通し柱の施工が悪くすき間が空くこともあるので、現場チェックは必要です。エス・バイ・エルの木質パネルはツーバイフォー工法のパネルに比べるとかなり薄いです。
評価
ポイント
営業マンは紳士的です。ローコスト住宅はパネルの薄さは気になりますが、比較的良くまとまっています。施工後のクレームも比較的少ないハウスメーカーと言えるでしょう。
改善点 エスバイエルの「注文住宅」は、「すまい21」と比べると格段に高価格となります。また概算見積もりと詳細見積もりで大幅に違いが出ることがあります。
競合ハウスメーカー 規格住宅の「すまい21」ならミサワホームのローコストタイプと比較するといいでしょう。
それ以外のハウスメーカーは価格では追随出来ないのでは...

次のページで木質パネル住宅ハウスメーカーをランキング比較しています。
ハウスメーカー木質パネルランキング

エス・バイ・エル 取り組み

2008年グッドデザイン賞受賞
エス・バイ・エルの本格注文住宅「光風」が2008年度グッドデザイン賞を受賞しました。
(参照:SXL ニュースリリース
200年住宅 第一回モデル事業に採択
国土交通省が進めている200年住宅(超長期住宅先導的モデル事業)に、エス・バイ・エルの「Σ超長期住宅モデルプロジェクト」が認められモデル事業として採択されました。
(参照:超長期住宅先導モデル住宅

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